エバーリッチは地方創生推進のために台湾15ブランドと提携 「島嶼同行」展ではサプライチェーンのつながり 持続可能な影響力を紹介
2025.11.12 - 2025.11.17
台湾の優良ブランド15社が集結した「島嶼同行-CONNECTING THE WORLD BEYOND BORDERS」地方創生展及びサステナビリティ交流会が、本日(11/13)、台北市内にあるエバーリッチ内湖旗艦店にて正式に開幕しました。エバーリッチ免税店は台湾15ブランドと五感で楽しむ体験型展示会を開催するほか、国内外のブランドを招いての交流や対話により、SDGsにおける目標8「働きがいも経済成長も」及び目標12「つくる責任つかう責任」を実践します。

エバーリッチは長年にわたり、様々な手法にて台湾のブランドと文化の発信に努め、海外からの旅行者の方々にも台湾の創造力と文化を体験、理解していただけるよう、「地域ブランドと世界を繋ぐ架け橋」を務めてきました。同時に、台湾の特色ある製品の普及も継続し、玄関口となる空港での地域ブランドの認知度を高め、旅行者が台湾文化を知るための入り口となるように努めています。
今年で30周年を迎えるエバーリッチは、サステナビリティへの理解を深めるための行動を実践しています。13に及ぶ地域創生活動を計画し、第一線の販売スタッフ自らがブランドの拠点に赴き、地域やコミュニティと関わることで、ブランド及び製品の背後にある哲学やストーリーを体験しています。地域との真摯なつながりをプロフェッショナルかつ心温まる空港サービスに応用することで、その思いを旅行者に伝えます。スタッフの参加、成果の発表、資源の投入等の統合的な活動により、SDGsにおける目標8や目標12といった持続可能な開発目標を実践し、サプライヤーと消費者を繋ぐことで、1+1を2以上にする持続可能な影響力を発揮させていきます。

今回の「島嶼同行」をテーマとした展示会では、台湾発の15ブランド(Story Wear、春日好日、阿原、欧文瓷、知音文創、浄毒五郎、大賀米、茶籽堂、錦源興、佐見啦、舊振南、緣親鳳梨、芙彤園、遊山茶訪、謝江林茶荘)が出展しました。北から南、山から海まで、伝統と革新、環境と文化が共生した台湾の多様な産業の姿を届けます。展示エリアでは南投埔里「廣興紙寮」のペーパーアートを展示しており、台湾の山海の風景が織りなすリズムを波打つデザインで表現しています。平渓の天燈、爆竹の紙屑、漢方薬の残渣などを資源として再利用した紙材は、台湾の伝統工芸と産業の記憶を伝える持続可能な媒体となり、持続可能性と文化の伝承というエバーリッチが推進する精神を反映しています。

エバーリッチの江建廷総経理は、「企業はブランドを運営するだけでなく、地域と世界を結ぶ架け橋となり、旅行者には商品購入のほか、その商品により台湾を感じてもらいたい」と述べました。また、空港は国の文化の縮図であり、エバーリッチは「文化とサステナビリティを促進するためのプラットフォーム」を積極的に公共スペースにおいて構築しており、販売スタッフは台湾のブランドと文化を広めるアンバサダーであるとしています。
今後、エバーリッチは「島嶼同行」展を空港にも拡大し、地方創生及びブランド共創を継続していくことで、社会への影響力を拡大するとともに、台湾の持続可能な美しさを世界の旅行者に伝えていくことを計画しています。桃園国際機場の楊偉甫董事長は、「エバーリッチが長期にわたり各方面にて持続可能な開発に努めたことで、空港は台湾文化を伝えるための最高の舞台となりました。地域の物語と職人の思いが込められたブランドが世界の玄関口に存在することを嬉しく思います。今後も桃園空港はパートナーと協力し、桃園空港の国際競争力の強化に努めていきます」と述べました。
サステナビリティ交流会では、エバーリッチは酒類メーカーであるディアジオ(Diageo)や茶籽堂等のブランド代表者と対話し、ブランド文化、プロダクトイノベーション、社会活動という3つの面から、どのようにサステナビリティの理念を実践しているかについて共有しました。エバーリッチは、国の玄関口で旅行者の方々に台湾の文化の奥深さと人々の温かさを感じていただけるよう、サプライヤーやパートナーと協力してサステナビリティに向けた行動に移し、空港を文化とサステナビリティを促進するための大切なプラットフォームとしていくことを強調しました。

「島嶼同行-CONNECTING THE WORLD BEYOND BORDERS」は、11月12日から16日にかけて台北市のエバーリッチ内湖旗艦店5階にて開催されました。会場ではイベント特製の「五色島嶼同行記念カード」が用意され、来場者は台湾の山と海がデザインされたスタンプを押して楽しみました。そして、Q&Aコーナーでは、台湾のアーティストとコラボレーションした限定「漢字アンビグラムショッピングバッグ」がプレゼントされました。また、展示エリアではスペシャリティコーヒーやテラリウムのワークショップが開催され、来場者はブランドの職人が持つ創造性とサステナビリティ精神を直接体験しました。
